金利上昇時代に備える|金融機関との上手な付き合い方

 日本の金利は、長く続いた超低金利の時代から、緩やかな上昇局面に入りつつあります。借入金利が上昇すれば、同じ借入額でも支払利息が増え、会社の利益や資金繰りに影響します。急に資金が必要になったときに慌てないためにも、日頃から金融機関との関係を築いておくことが大切です。

まず重要なのは、会社の経営状況を感覚ではなく数字で把握することです。毎月の売上や利益、売掛金の回収状況、在庫、仕入れ、固定費、借入金残高などを確認し、変化があれば早めに原因を分析します。数字を継続して確認することで、資金不足の兆候にも気づきやすくなります。

また、金融機関には決算書だけでなく、月次試算表や資金繰り表、経営計画などを定期的に提出し、会社の現状や今後の方針を伝えることも重要です。金融機関は、借りた資金が何に使われ、計画どおり返済できるかを確認しています。日頃から積極的に情報を開示することで、会社の状況を理解してもらいやすくなり、必要なときの融資相談も円滑に進めやすくなります。

 深谷尚生税理士事務所では、月次決算や資金繰りの確認、金融機関への情報提供を通じて、会社の財務体質づくりを支援しています。借入れや資金繰り、金融機関との付き合い方についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。