月次決算とは、毎月の取引を一定の期限までに整理し、会社の売上や経費、利益、財産、借入金などを確認する仕組みです。年に一度の決算を毎月簡易的に行うことで、会社の現在の状況を早く把握できます。
まず、請求書や領収書、預金取引、クレジットカード明細などをもとに、1か月分の取引を会計ソフトへ入力します。その後、預金残高や売掛金、買掛金、在庫などが実際の金額と一致しているかを確認し、計上漏れや入力ミスを修正します。
さらに、減価償却費や未払費用なども月ごとに計上し、毎月の業績を正しく比較できる状態にします。処理が完了すると、損益計算書や貸借対照表、月次試算表を作成します。
完成した数字は、前年同月や予算と比較し、売上の増減、利益率、経費、資金繰りなどを確認します。変化の原因を分析し、価格の見直しや経費削減、資金調達などの対策につなげることが大切です。
会計処理は、確定申告書を作成するだけのものではありません。正確な数字を早く確定し、経営者が次の行動を判断するための仕組みです。当事務所では、毎月の巡回監査を通じて、月次決算の作成と経営への活用を支援しています。