会社の信頼性を向上させる「書面添付制度」

 書面添付制度とは、税理士が税務申告書を作成する際に、どのような資料を確認し、どの程度内容を検討したうえで申告書を作成したのかを、所定の書面に記載して申告書へ添付する制度です。

税理士が申告内容の確認過程を明らかにすることで、決算書や申告書の信頼性を高める効果が期待できます。

書面添付を行っている場合、税務署が税務調査を実施しようとするときには、原則として、まず税理士に対して申告内容に関する意見を述べる機会が設けられます。税理士からの説明によって疑問点が解消されれば、税務調査が省略される場合もあります。

また、書面添付は、税務署に対して適正な申告を行っていることを示すだけでなく、金融機関に対しても、決算書の信頼性や会社の経理体制を伝える材料となります。

一方で、書面添付制度を利用している法人は全体の約10%にとどまっています。そのため、適正な会計処理と月次決算を継続し、書面添付を行うことは、他社との差別化にもつながります。

 書面添付は、申告時だけ準備すればよいものではありません。日頃から正確な帳簿を作成し、毎月の取引内容を確認しておくことが重要です。

刈谷市および西三河地域で、書面添付制度や税務顧問、月次決算について気になる方は、深谷尚生税理士事務所までご相談ください。